2014年11月26日水曜日

2014年11月25日_六段審査

11/24の四五段審査、11/25の六段審査、お疲れ様でした。嬉しい結果、残念な結果、人それぞれ、色々な結果があったと思いますが、どのような結果であれ、必ず次に繋がるチャレンジだったと思います。

私が常々大切と考えているのが”振り返り”です。今はビデオがあり、映像を観ながら審査を振り返ることができます。技術向上への課題を多々見いだせます。また、自分以外の方の立ち合いを研究することで、たくさんのヒントを得られます。

今回、私の会社の先輩が第9会場で合格されました。前の順番の方々の立ち合いを二人で見ながら「打ち過ぎでは」との話をしました。立ち合いは、「我慢」されているのが印象的でした。自分のペースを崩さず、「我慢」し、機会を捉える剣でした。

現在、海外に転勤しているため、稽古は週一出来るか出来ないか、のペースとのこと。限られた稽古で、常に考えることを積み重ねたのだと思います。そのような稽古が、冷静さをうみ、「我慢」に繋がったのだと思います。




第9会場で色々な方の立ち合いを見ていましたが、初太刀で、攻めて、溜めて、相手を打ち抜く面を打てないと、その後、返し胴や出小手をとっても、試合では一本になるかもしれませんが、審査では全く迫力なし、と思いました。何はともあれ面。気、剣、体の一致した面が打てないと合格できない、と強く感じました。

朝稽古で指導してもらっている八段の先生が、六段に失敗した後、ひたすら面を仕掛けて相打ちする稽古を繰り返したそうです。

● 何はともあれ面
● 面をしかけて相打ち

これらを、これからの稽古で強く意識していきたい、と考えました。